手のひらサイズの意識から 《成人発達障害》

H23.7月に特定不能の広汎性発達障害「PDD-nos」と診断を受けた、ふっとんの空回りブログ。
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H25.2月の本(2)

前回は『成人期の自閉症スペクトラム診療実践マニュアル』の
「症例編」をご紹介しましたので、今回は「解説編」です。


「解説編」は約80ページほどに収まっております。
収まっているというより、凝縮されていると言うべきか。
この解説編の解説本があるなら、500ページで1万円でも即買いします。

ちなみに、この『成人期の自閉症スペクトラム診療実践マニュアル』は¥3,990。
高いと思うか安いと思うかは、あなた次第、です。





「解説編」は、
第1章:自閉症スペクトラム障害(以下ASD)のあるおとなたち
第2章:ASDに特有な認知および言語特性



第13章:ASD成人の社会参加に向けて
の全13章で構成されています。

第1章もそうですが、とりわけ第2章は何度も何度も読み返しておきたい内容。
ASD患者の認知特性を、6つの領域(言語、記憶、注意、遂行機能、知覚、対人)ごとに、
・得意不得意
・弱み
・強み
・関連する臨床症状
・介入のポイント
といった項目に分けて、簡潔にまとめてあります。

その他のオススメの内容は、第6章の成人期におけるASDの鑑別診断。
「ASDと、次に述べる注意欠如・多動性障害、統合失調症、強迫性障害、気分障害や不安障害などの精神障害とは、それぞれに部分的に症状が似ているため、鑑別のポイントを知っておく必要がある。」(本文より)
続く第7章は、発達障害とパーソナリティ障害の、診断学上の位置づけと臨床上の鑑別点。
「発達障害とパーソナリティ障害について、診断に伴うあいまいさの布置を明確にした上で、臨床上のポイントとなるいくつかの症状について取り上げる。」(本文)

第9章は薬物治療。この章の内容の更なる充実は、当事者としても今後に大いに期待したいところです。


それから、各章のところどころに「Q&A」と「コラム」がちりばめられていて、これがまた嬉しい。
<Q&A>
・ASDは遺伝するのでしょうか?
・ASDの人が向いている職業、向いていない職業は?
・周囲の理解を得るために、配偶者や職場の上司に患者のASD診断を伝えるべきなのでしょうか?
<コラム>
・自閉症の男性と女性の違い
・ASDとADHDの関連性
・2種類のASD

上記はほんの一例ですが、これだけでも興味をそそります。
確かに他の書籍で、このようなQ&Aなどが載っているものもありますが、
その内容を踏まえていただいたとしても、読むべき価値は大いにあると私は思います。


それでは「解説編」の紹介はこの辺りで。
一当事者がエキスパートの著作を偉そうに紹介なんぞしてしまい失礼致しました。

追記
この本は医師を始めとした医療関係者向けに書かれたものです。
【 2013/02/14 (Thu) 】 趣味 | TB(0) | CM(2)
へぇ
良さげな本ですね。食指が動きました。
買ってみようかな。どうしようかなぁ?
【 2013/02/15 】 編集
Re: へぇ
ろはんさん、こんばんは♪
ぜひ買って読んでみてください☆新しい発見があるかもしれません。

神尾先生は精神科医を対象にした研修会の講師をされたりもするそうですよ。
私も参加してみたい!(まぁ、無理なんでしょうね。一般人は・・・。)
【 2013/02/15 】 編集
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