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手のひらサイズの意識から 《成人発達障害》

H23.7月に特定不能の広汎性発達障害「PDD-nos」と診断を受けた、ふっとんの空回りブログ。
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PDD−NOS

(6)総合診断

・家族歴と生育歴
・脳波検査
・知能検査
・画像検査

それぞれに再度説明がありました。

総合した結果、診断名は
「特定不能の広汎性発達障害(PDD−NOS)」
ということになりました。


発達特性の偏りがあり、遂行機能障害が認められ、自閉的傾向が見られる。
日常的には常に問題があるわけではないが、特定の状況下においてたびたびトラブルが発生する。

それは、
「ADHDにはない自閉的特性が見られるが、自閉症スペクトラム障害(ASD)ほどその特性は強くない」
とも言えそうである(将来的にはPDD−NOSもASDに含める動きはあるようではあるが)。


大事な今後の治療についてですが、薬物療法が有効であろうとのこと。

処方される薬は2種類。

・抗てんかん薬
まずはこれまで飲み続けていた薬と同様のもの。ただし強く効く薬ではないので、その内変更する可能性が高い。
脳波異常で見られる刺激過敏性や抑制機能障害に働きかける。

・SNRI
意欲低下や気持ちが落ち着かないなどのうつ状態の症状を改善する。

このSNRIは、飲み始めてから数日で効果を実感することになるのです(人により効き方に違いがあります)。




この日診察を終えた帰りの電車内で、胸の中にじんわりとほっとした気持ちが溢れてきました。


「多分、良い方向に向かっている。」

そして私は左の手のひらを見つめながら、

(これからだね)

と頬を緩ませました。



カテゴリ「診断までの経緯」はこれでおしまいです。
お付き合いくださいまして、ありがとうございました。
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【 2011/11/29 (Tue) 】 診断までの経緯 | TB(0) | CM(5)

MRI・SPECT検査

(5)頭部SPECT検査・MRI検査とその結果説明

SPECT検査の画像は、以前総合病院で撮ったものを取り寄せました。
事前に3万円ほど掛かると聞いていたので、代用がきいて安心しました。
医療費も可能なものは節約したいですよね。

MRIのほうは情報量が少なく代用できませんでしたので、再検査。
こちらの費用は1万円ほどでした。
掛かった時間は30分~1時間くらいですが、仰向けに寝たまま、頭部だけ狭い機器の中へ。
眼を瞑っていても狭いところが苦手だったら嫌だったろうな。。。



結果は、両方とも発達障害の可能性を示唆するものでした。

以前総合病院にて「脳の萎縮」と言われたことがありましたが、
今回の説明では、
「今の年齢で脳の萎縮は考えにくい。それよりも、脳の発達が不十分で偏りがあると考えたほうが自然だろう。」
ということでした。

そして、注目すべきは、
「発達に問題のある部分が、脳の上部から前頭極にかけて連続的に見られることから、MRIの画像に関して言えば、ADHDよりも自閉症スペクトラム障害や特定不能の広汎性発達障害のパターンに似ている。」
という説明でした。

「SPECTにおける脳血流に問題がある部分も、MRIにおける発達が不十分の(脳が小さい)部分と一部重なっていて、軽度ではあるが発達特性の偏倚が存在すると言えるだろう。」


なるほど。
ここまで来ると、診断名がある程度予測できました。
【 2011/11/19 (Sat) 】 診断までの経緯 | TB(0) | CM(0)

知能検査(WAIS-III)

(4)知能検査(WAIS-III)とその結果説明

発達障害の検査の中でこの知能検査の位置付けはどのようなものなのでしょう。
またどの程度重要視すべきなのでしょうか。

私はまだこの点をつかめないままでいます。


この検査が指し示すもの。

「知能についての発達の偏りはどの程度で、どのような特徴、傾向を持っているのか」

今はこのくらいに捉えています。
結果にこだわるようなことはしたくないなと。



さて、検査を受けた私の感想は、
「とにかく疲れたけど、何とか最後までやり遂げられた。」
といった感じでした。
興味が全く無かったら、途中で投げ出しそうですね。


そして検査の結果は、
「各検査項目の点数にばらつきが大きく、発達特性に偏りがある」

また、
「得点パターンから自閉的特徴が認められる」
とのことでした。



個々の指標は以下の通りです。
※IQや各指数の具体的な数値を出すことは控えます。その代わりに不等号で表します。
また「・・・」に続く数字はその差(ディスクレパンシー)を表し、
「S」を強い検査項目、「W」を弱い検査項目とします。


言語性IQ<動作性IQ

・言語性検査
言語理解<作動記憶・・・36

単語:W
類似:W
数唱:S
理解:W
語音配列:S

・動作性検査
知覚統合<処理速度・・・21

符号:S
行列推理:W


以上です。

自分が思っているより、得意・不得意に差があるのかな。


結果報告書ももらっており、個々の数値も分かっているので、自分なりにもう少し調べてみたいです。
しかし私はシロウトなので、変に自己流の解釈を付けたりしないように気を付けたいとは思っています。
【 2011/11/07 (Mon) 】 診断までの経緯 | TB(0) | CM(0)

脳波検査

(3)脳波検査とその結果説明

脳波の検査はこれまでに何度も繰り返し行っていましたので、
結果はほぼ分かっておりました。

しかし、抗てんかん薬を服用しているので、ある程度異常な波は抑えられている状態。
果たして今回の検査がどのくらい意味を持つのかは疑問でした。
もちろん、医師はそのことも織り込み済みで結果説明をしてくれるはずですので、
診断に悪影響を及ぼすことは考えられないのですが。


さて、ご存知の方も多くいらっしゃると思いますが、簡単に検査について説明を。
脳波検査は、主に頭部に装着した二十数箇所の電極で脳の電気活動をキャッチし、
それを増幅器にかけることで波形として表し、記録する検査です。

検査時間は30分くらい。

・眼を閉じている時の状態
・眼を開けた時の状態
・3分間指示に従い深呼吸をして脳にストレスを与えた時の状態
・眼を閉じたまま、点滅する光の刺激を与えた時の状態
・再び眼を閉じて眠りに入っていく状態

このように上から順に脳波を取っていきます。


ちなみに私は深呼吸が苦しいから嫌い。光の刺激が検査っぽくて好き。



結果を医師が分かりやすく一文でまとめてくれました。
「全体的に不安定な脳波であり、これだけで病気とは言えないが普通ではない。」


付け加えますと、
過呼吸時では突発波が現れ活動制御困難に陥っている様子が見られる。
閃光刺激時の脳波から読み取れることは、外からの刺激に対してフィルターがかかりづらく、
過度の情報を脳(主に前頭葉)が処理しなければならず疲れやすい。
ということだそうです。

所見には、「刺激過敏性が高く反応性が大きい抑制機能障害の存在が示唆される特徴あり」
と書かれていました。
【 2011/11/02 (Wed) 】 診断までの経緯 | TB(0) | CM(0)